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    IPO出落ち現象の実際例 〜ゆうちょ銀行(7182)〜

    • 2016.10.13 Thursday
    • 11:29

    〜いったん休止のお知らせ〜

     

    突然ですが、別のサイト(ジャンルは株ですが、初心者向け〜上級者向けです)を立ち上げ途中な為、一旦休止しています。

     

    ワードプレスで立ち上げ中のため、しばらく時間がかかりそうです。何とか形になり次第このページでお知らせいたします。

     

    いままで、数少ないご視聴の方、ありがとうございます。

     

    IPO銘柄の出落ち現象において、実際の例(ゆうちょ銀行7182)を見ながら確認していきましょう。

     

    まずは、2015.11月に上場されて、ほぼ1年経つ今のゆうちょ銀行をご覧ください。

     

    (SBI証券の、ゆうちょ銀行7182・1年チャート(出来高付き)一部改変より)

     

    だいたい、1700円→1200円に下落しているので、損益は約30%減になっています。

     

    今回も半年と待たずに、3か月で失速しています。確かに状況的には今年1月に日銀のマイナス金利導入により、銀行株全体がとても下落したという要因もありますが。。。

     

    これが俗にいう「出落ち」というものです。人気=株価上昇 といっても良いぐらいに、上場当初(2015.11)は出来高もたくさん伴い、大商いになっています。

     

    しかしだんだん月日が経つにつれてどうなっているでしょうか? 出来高現象=株価下落 といっても良いぐらいに人気がなくなると、すごいスピードで下がっていきます。実際最近の出来高は、上場直後のことを思えば、表で確認できないぐらい少なくなっています。

     

     

    ・目安としての出来高 〜出来高(売買高)=人気 が下がると株価も下がる

     

    根拠があるわけではないのですが、出来高が減ってくると株価も下落します。なので、出来高が減少し、枯れ切ったような出来高が続いているときには、株式が売り切られている可能性が高いです。需給の面からは上がるしかない状況です。(あとは業績次第)

     

    上図の出来高を見ていただければわかる通り、出来高がある内は、売り買いが拮抗していて盛り上がっていたが、後は出来高現象とともに、横ばいor下落になるのです。

     

    しかも、有名な東証1部のIPO(新規上場銘柄)でさえこの調子なのですから、ほかのジャスダックのIPOなんかも、「お察しください」というレベルまで下落します。

     

     

    ・半年だったからが勝負(前回と同じはなし)

     

    このように半年も経つと、熱狂は忘れ去られ、現実的な姿を現し始めます。ゆうちょ銀行(7182)の指標は、業績が横ばいか、やや下がっている株で、 約PER18倍、PBR0.4倍、配当4.12%になっています。

     

    まぁ業績が横ばいの状態でPER18倍は少々高いと思うので、それほど買いやすくなっているわけでもないが、超大型株なのでこんなものかもしれません。

     

    私はもっぱら、成長株・小型株・長期投資専門でやっているので、この手の銘柄が割安かどうか判断つきかねますが、私の基準からすると、大型株ということを加味しても非推奨です。

     

    小型株だと、もっと下がることも多いのですが、ゆうちょは有名税というべきでしょうか? 少々指標がまだ割高いようです。

     

    だが、半年たってからが勝負といった意味は分かってもらえたかと思います。

     

    (次回予告)

     

    こんな話をしていると、初心者に必ずと言っていいほど、「流動性のない株は危険」といった話が出てきます。実際の投資にはほとんど影響ない、それより先にもと見るべきことがあるだろ!と思いつつ、次回は流動性について記載します。

     

    業種拡大のため、新サイトに引っ越ししました。これからもよろしくお願いします。

     

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    IPO銘柄の出落ち現象 〜IPOは半年たってからが勝負〜

    • 2016.10.11 Tuesday
    • 10:13

    IPO銘柄は、いつの時代も割高なことが多い。。。皆さんも1度や2度はIPO銘柄(*1)を夢見たことがあるはずです。特に昔は公募価格で変えたら絶対もうかるという神話のような時代もありました。

     

    *1)  IPO:IPOとはInitial Public Offeringの略語で、日本語に直すと「新規公開株」や「新規上場株式」となります。

     

    そんなこんなで、長期成長株投資には全く関係ない銘柄のように見えることが多いでしょう。実際に最初(初期)は関係ないことが多いです。

     

     

    株価は、長期的には業績が、短期的には人気度(認知度)、がものをいう

     

    本来投資とは、有名な格言「人の行く裏道に道あり花の山」とあるように、注目されていない不人気の株が良いのです。株価は、業績(長期では業績)と人気度(特に短期では人気度)がものをいう世界の中で、不人気の株はこれ以上(人気という観点からは)下がりようがないからです。

     

    よって、IPO銘柄は、上場日あたりに一番良い値を付けて、後はじりじり下がっていくケースが多いです。同様の記事は、旧)エナフンさんの梨の木:IPO?当たっても儲からない宝くじ・・・http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-577.html にも同様の記事が書かれています。

     

     

    ・旧)「エナフンさんの梨の木」はとてもおすすめ(もちろん新しい方(サイト)もですよ)

     

    少し話はそれますが、成長株投資・株価、業績の考え を学ぶ上で、旧)エナフンさんの梨の木、http://enafun.blog21.fc2.com/  はとても参考になります。むしろ教科書といっても良いレベルです。

     

    ここに書かれていることがすべて理解・実戦できれば、少なくとも日経平均株価のようなインデックスに負けることはまずないだろう。というハイレベルなことが分かりやすく書かれています。

     

     

    ・IPO銘柄は人気度という点で、割高にならざるおえない。よって勝負は半年後から〜

     

    よって「君子危うきに近寄らず」じゃないですが、要するにIPO銘柄スルー(無視)することが必要なのです。

     

    さて、本題はこれからですが、こんなことを書いておきながら、私は近年(過去2〜3年)のIPO銘柄を2銘柄ホールドしています。いったいどういうことでしょうか?

     

    IPO銘柄は小型株が多いので、多くの上場はマザーズ・ジャスダック・東証2部といったマイナー市場が多いです。私はこの市場をメインに(特にジャスダック・東証2部が好き、一般的には、マザーズは胡散臭い銘柄が多いので注意)戦っているので思うのですが、本当に知名度という点では無いものが多いです。

     

    IPO銘柄も半年たつと、(むしろ3か月ぐらいかもしれない)すっかり記憶の彼方に忘れ去られてしまって、世間は次のIPO銘柄に目が行っています。

     

    人気があった反動で、不人気(認知度が下がり)になり、投げ売り切られた銘柄を見てみると、ちょくちょく実はしっかり地に足をついて成長している銘柄が散見されるのです。あとは、ほかの銘柄と考え方が一緒なのですが、売上、営業利益などをしっかり見ていけばよいわけです。

     

     

    ・IPO銘柄を半年後に見るメリットは他にも

     

    IPO銘柄には失礼ですが、上場ゴール(*2)もよく見かけます。何とか必死に上場にこぎつけて息切れしてしまうパターンです。

     

    私が見ている小売・外食・サービスの中には比較的少ないですが、特に虚業系(ゲーム、バイオ)などに多いです。投資家がどれだけ見ても、一定の確率でこれらの地雷を踏んでしまうことは十分あり得ます。

     

    上場時に無理にお化粧をして、一番決算が良いように見せかけているので、半年〜1年後の決算を見てくと、急に大幅減益になったり、売上の伸びがとても鈍化しているなど、ボロを出してしまうことが多いです。

     

    よって、このような上場ゴール系の銘柄を回避しやすくなるのも大きなメリットです。

     

    まとめると、半年後に人気が下がって株価が下がり、且つ業績がしっかりしていることを確認してから、投資をするのが賢いやり方だと思うのです。

     

    業種拡大のため、新サイトに引っ越ししました。これからもよろしくお願いします。

     

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    ポートフォリオは株式のみで良い

    • 2016.10.06 Thursday
    • 04:56

    ポートフォリオという言葉を株式投資をしたことがある方なら聞いたことがあるでしょう。簡単にいえば、株や債券、現金の比率のことです。

     

    このブログは、成長株という個別投資(アクティブ派)の最右翼のようなスタンス(立場ですが)、それを差し引いてでも、とても参考になるのでインデックス派の派閥を記しておきます。2chなどいろんな場所に貼ってあるコピペですが、かなりうまくまとまっていて興味深いです。

     

    以下【俺流ヘッジファンド運用報告書 インデックス投資家の派閥という傑作ネタ http://3line.blog51.fc2.com/blog-entry-33.html 

    より】

     

    インデックス投資家の派閥目録
    │ 
    ├─インデックス投資が最良だよ(タカ派)
    │ ├─市場は効率的だからアクティブでは勝てないよ(効率的市場学派)
    │ ├─世界市場を再現するのが当然だよ(世界市場ポートフォリオ派)
    │ │ └年金は国債・日本株中心だから海外投資を優先すべきだよ(年金合算派)
    │ ├─長期投資ならリスクが低減するよ(マルキール派)
    │ ├─何も考えずインデックスファンドでドルコストだよ(ドルコスト派)
    │ ├─新興国は投資しなくても良いよ(新興国投資不要派)
    │ │  └反日的な国には投資したくないよ(愛国族)
    │ ├─新興国はオーバーウエイトで投資すべきだよ(新興国派(カン派?))
    │ │  ├新興国より未開発な国も投資したいよ(フロンティア派)
    │ │  └日本は少子高齢化で未来がないよ(国内悲観族)
    │ ├─円で生活するんだから日本への投資は大切だよ(ホームバイアス派)
    │ │  ├日本債券へも投資すべきだよ(教科書的投資派)
    │ │  └破綻しそうな日本国債など不要だよ(日本破綻派)
    │ └─商品やREITも保有すべきだよ(ごった煮派)
    │ 
    ├─インデックス投資でなくても良いよ(ハト派)
    │ ├─信託報酬が低い投資手法がいいよ(信託報酬重視派)
    │ ├─間接費用も含めてコストが低い投資手法がいいよ(コスト重視派)
    │ │  ├節税も考えないとダメだよ(節税族)
    │ │  ├外国ETFの二重課税は面倒だよ(外国税額控除忌避派)
    │ │  ├国内に上場するETFは二重課税が問題だよ(二重課税問題視派)
    │ │  └商品やREITは高コストだから不要だよ(アンチエキゾチック派)
    │ ├─手数料が低ければアクティブでも良いよ(アクティブ許容派)
    │ ├─先進国の高配当株への投資がいいよ(シーゲル派)
    │ │  ├外国に投資するのはインデックス以外、めんどくさいよ(消去法派)
    │ │  ├日本株は現物だったら信託報酬も掛からないよ(日本株現物派)
    │ │  ├日本株は現物だったら株主優待ももらえるよ(株主優待族)
    │ │  ├日本の少子高齢化は株価にすでに織り込まれているよ(国内重視派)
    │ │  └新興国の株式は割高だよ(先進国重視派)
    │ ├─時価総額加重インデックスには無駄が多すぎるわい(アンチ時価インデ派)
    │ │  ├低PERや低PSRがデータ上有利だよ(オショーネシー派)
    │ │  └ファンダメンタルインデックスって良くね?(ファンダインデ派)
    │ ├─リターンよりもリスクコントロールが大切だよ(リスク重視派)
    │ ├─大手金融機関は信頼ならないよ(大手不信派)
    │ │  └顧客と運用会社の結びつきが大切だよ(直販派)
    │ ├─人的資本も考慮すべきだよ(人的資本尊重派)
    │ │  └サラリーマンを債券と考えると全力で株式投資だよ(株式投資全力派(橘派?)
    │ └─外国債券はリターンにリスクが見合わないよ(外債不要派(山崎派?))
    │ 
    └─儲かればなんでもありだよ(現実派)
    ├ETFは空売りも出来るよ(信用派)
    ├日経225先物もインデックスだよ(オプション派)
    ├口座開設キャンペーンとかにも突撃しちゃうぞ(キャンペーン派)
    ├遊び心がないと飽きちゃって続けられないよ(享楽派)
    ├とにかく続けなきゃダメだよ(継続重視派)
    ├お金の掛からない生活習慣が大切だよ(スタンリー派)
    ├こんなカテゴリー分け自体に意味がないよ(派閥分けウゼー派)
    └つーか、まだ投資始めてないよ(予定は未定派)

    赤字が筆者が勝手に追加した部分。太字は実際に筆者が属する部分で、まとめると「株式全力・海外(特に新興国)優先・日本悲観・時価総額加重やだよ・アルファを求める」派ってことだ。って全然まとまらねぇな(^_^;)。
    1つの対立軸だけで考えないと、どんどんカオスになっていくわな。言い出せば、例えばバランスファンドの容認・否認とかもあるだろうし、生活防衛資金をどれだけ持つべきか?でも意見は割れるだろうし。

    しかしこうやってみると、退屈と言われるインデックス投資でも、色んな考え方があるのだと勉強させられますな。ひたすら効率を追求するも良し、自分の感情や人生観を反映させるも良し。人生の数だけ、ポートフォリオもあるということだな。

     

    (引用終わり)

     

    ・上記のポートフォリオ(PF)の話は、インデックス投資だからこそ当てはまるという話

     

    個別株投資(アクティブ運用)に、ポートフォリオの話は全然当てはまらない。そもそも「債権と株式の比率をどうしよう?」「現金のポジションをどれだけ持つか?」などは考えたことがない。個別株投資は、銘柄の安全性・成長性が高いと判断すれば、比重を増やせばよいし、逆なら減らす・亡くしていけばよい。

     

    このように個別株投資には、決まった比率というものが存在しないのです。よく、インデックス投資とアクティブ投資が混合した議論や考えを見ることがあり、そもそも投資に対するスタンスが根本から異なるわけであり、手法を一緒に議論しているのに意味がない。

     

     

    ・個別株投資(アクティブ運用)は株式100%で全然良い

     

    もうポートフォリオ(金融資産の比率)は何でもあり、みたいなアクティブ派だが、実際その通りである。成長株なら、前も書いた通り、5銘柄を目安にすればよいというぐらいの目安である。(今回はエナフンさんの梨の木、5のルールの運用方法 よりhttp://ameblo.jp/okuyama-tukito/entry-12202423004.html)

     

    このように、成長株(集中投資)でも5銘柄ぐらいに分けていれば、ほかは全力で株式を見極めるだけなので、このような自由な投資法になるのです。

     

    実際、景気・金融政策(金利を上げるか下げるか・量的緩和)・政府の政策(補正予算) などは、まったく気にしません。気にしないのもあるし、実際予想できないでしょう。そして、予想できたとして、どう企業に影響するのかもわからないでしょう?

     

    長々と書きましたが、ポートフォリオという言葉に惑わされず、自らが見極めた株に全力投球する。(5銘柄ぐらいに)それが成長株集中投資なのです。

     


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    入金投資法とは

    • 2016.10.05 Wednesday
    • 09:55

    入金投資法とは、「含み損が増えた分だけ入金して投資を続けるという伝説の投資法である。

    入金が途絶えない限り、大敗して投資から撤退する可能性は少ない。

    しかし、ふと気付くと、入金した分だけ含み損が増えているという呪われた投資法である。」(ブログ、こつこつドカンでGOより、一部改変)

     

    上記は冗談で書いてある入金投資法についての説明文です。

     

    本来の入金投資法は、給料などの投資外の収入の余剰資金を、定期的に株式につぎ込むことだと思っています。

     

    つい9年前の昔話ですが、リーマンショック後の日経平均株価(2007.6〜2009.1)はまるで坂道を転がるように下がっていきました。日経平均株価で、約18000円が8000円まで堕ちていきました。

     

    確かにこの時の入金投資法は、投資してもすぐに赤字になり、投資した分から含み損は増えるというスパイラル状態に陥っていました。もう、入金したところから赤字になること前提みたいな様相です。投資って何それおいしいの?状態でした。

     

    しかし、株式投資で良い銘柄をしっかり選ぶと、それはご褒美へと変化します。(参照No.113 株式市場の乱高下は、敵とみなすのではなく、友とみなしたほうがよい。また、愚行は参加するものではなく、利用するものであるhttp://arclista.jugem.jp/?eid=83)

    (3085:アークランドサービスのチャート、買値から10倍になった。2010年ぐらいに1単位だけ買ったが、もっと買っておけばよかったと悔やまれる)

     

    入金投資法はもちろん相場の良い悪いにかかわらず通用します。むしろ通用するという点では、下落相場のほうが買値が下がり、保有株数が増えて、将来の利益が上がることになります。もちろん成長株がちゃんと成長してくれればの話ですが。(実際は、5銘柄に1銘柄でも大当たりすればよい方です。(5のルール 9/17 http://arclista.jugem.jp/?eid=70)

     

    ということで、銘柄さえしっかり選べれば、入金投資法は、将来への利益に対する布石になるのです。言うならドルコスト平均法的な効果があるのです。(参照:じっくり研究!ドル・コスト平均法って万能?http://allabout.co.jp/gm/gc/12929/

     

    違いとしては、ドルコスト平均法が、(給料など)毎月決まった金額を入金し、平均単価を下げる手法であるのに対して、入金投資法は、(給料など)毎月余剰資金で、あるだけの金額を株につぎ込むことぐらいの違いです。

     

    大半の人は(私も含めて)、給料をもらっていたりと、兼業投資家である人が大半だと思います。そういった人には、給料が入ったら株につぎ込むという、入金投資法しか方法が無いと思うが、実際それが一番の儲けの近道なのです。

     


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    *更新ペースを2日に1回以上のペース(奇数日1・3・5・・・・・には更新していきます)よろしくお願いします。

    キャッシュポジションなど必要ない

    • 2016.10.03 Monday
    • 22:26

    キャッシュポジション(手持ちの現金)・・・それは株式投資をするうえで聞きなれた言葉です。よくデイトレードやスイングトレードでは、キャッシュポジションがどうとかこうとかいう話もよくあります。

     

    みなさんは投資をするときに、キャッシュポジション(現金)をどれくらいの金額、比率(%)で持っているのでしょうか?私は持っていません。すなわちゼロです。

     

    前にも記事「株で勝つために景気の予想など必要ない」http://arclista.jugem.jp/?eid=71で書いたように、基本的に分からないものを予想することに意味はない。下手に予想して分かったような気持ちになることはもっとやばいという趣旨の話をしました。

     

    ここまで書くと、話も早いのですが、現金で持っているということは、株価の下落に備えるということです。下がった時に買う。もちろんそのほうが良いわけですが、上記で、「株で勝つために景気の予想など必要ない」でも書いたように、株価が上がるか下がるかなど分からないわけです。

     

    もしものときに備えて、現金を準備しておくのは一見もっともらしい意見のように思えます。実際はもっともらしいだけで意味を持たないです。

     

    よく、デイトレードなどトレード系の投資では、株とキャッシュ(現金)の比率が大事などどいっていますが、まず前提として株式のほうが長期では収益率が高い(ジュレミーシーゲルによると、日本株の収益率は約年間4%)。現金はもちろんゼロです(インフレを考えるとマイナスですらある)。

     

    もちろん短期売買では、目先の割高感、割安感を図りながら売買するわけだが、そんなのは予想屋と一緒で分かりっこないというわけです。

     

    他にも、現金で持つということにはコストがかかります。1年間で、もし100万円全額投資して10%の収益が上がって、110万円になったとする。

     

    100%株式に投資しているともちろん株の収益率は10%だ。平均的に70%株式、30%現金ポジションだとどうだろう? 当然14%(1.4倍の利益)の収益を上げないと同じ利益額にならない。(70万(株の金額)×1.14(14%)+30万(現金)

     

    投資家ならだれでも分かるだろうが、このご時世、簡単に平均10%の利益を14%(1.4倍)にすることなどできるだろうか?ましてやポジションを50%ずつで持っていたら、2倍の利益が必要だ。

     

    そこまでして現金を持つ必要があるのだろうか? 最初にも言ったが私は不要と考える。先が分からないこと(景気、目先の株価の上下)を予想しようとする愚行、それができるという思い込み、そして(予想できないのに加えて)現金を持つことで、株式に対するリターンを向上させるという困難さ。

     

    そんなことをするよりも、余剰資金は常に株式に全力投入して、100%利益を享受したほうがよっぽど楽だと思うのです。

     


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    株で勝つために景気の予想など必要ない(むしろ有害だ)

    • 2016.09.18 Sunday
    • 21:20

    成長株投資に限らないが、株でよくある間違い(勘違い)に切り込んでいこうと思う。

     

    (私が逆指標にしている父の会話の例から) 

     

    「アベノミクスも息切れじゃし、まだまだ年末(12月)に向けてりじり下がっていくのぅ、そうなったらまた買い増ししようかのぅ」

     

    ・・・・・冷静に考えておかしくないですか? まず将来の景気など誰にも分かりっこないこと。(景気の予想が当たるなら金融のコメンテーターは大金持ちだろう)

     

    仮にどこにでもある、凡庸な日経に連動しそうな、以下の銘柄に投資していたとする。

     


    (上記は8308(銘柄はいつものように適当)のチャート、わざと何年何月のチャートを隠してある。)

     

    父もこういった状況を見て、じりじり下がる未来を予想しているわけですが、(私も含めて)大半の人間は、予想というものは過去の延長線上にあると考える

     

    今回でいうと、「じりじり下げるだろう」という予想がまさに典型的な予想だろう。

     

    繰り返すが、人間は多かれ少なかれ相場観を持つものだが、大半の人間の予想というものは、単に過去を延長したもの(長期的に下落してたら下落を予想する)だけであり、予想としての価値が無いばかりか、外れた時に心理的な面を含めてダメージを受けてしまう。

     

    冷静に考えて、上記の銘柄だって、株価が、明日上がるか下がるか(もっと言えば、1年先上がるか下がるかは)コインの表裏の確率と一緒で50%づつなはずだろう。(1年先で決算が出たって、1年先の決算が良いか悪いかなんて普通はわからないからやっぱり5分5分だろう。)

     

    50%の確率で当たったって予想の価値などないでしょう?

     

    長くなりましたが、景気の予想など、上がり調子だったら好況を予想し、下がり調子だったら不況を予想するという点で、当たらない予想の最もたるものだろう。それに準じて循環株の利益も景気に連動するのだから当たらない予想だろう。

     

    結局は予想が当たらない以上その手法で勝てるわけではないし、逆説的にいえば予想する必要はないと言いたかったのです

     

    他にも分からない要素はたくさんあります。日銀の政策(金利を上げるか下げるのか)、政府の景気刺激策、短期的な投資家(トレーダー)の心理など分からないものばかりです。

     

    しかし分からないからと言って必死に予想(想定)することはもっと有害である(変な自分の相場観に引っ張られるから)。どういったら良いか、分からないもの全力でスルーする(無視する)ことが大切である。

     

    いつもの結論ですが、分かるものだけで勝負すればよいし、(店舗数の増加、月次、単純なサービスのエリア拡大、営業所の増加)、それが勝つために必要なのです。

     

    分からないもの(景気)はスルー(無視)し、分かる指標だけを使うことが大切になってきます。

     

    さらに進んでの記事は、10/3「キャッシュポジションは必要ない」http://arclista.jugem.jp/?eid=84 に書いてあります。よかったらご覧ください。

     


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    普通の長期投資が報われない

    • 2016.09.07 Wednesday
    • 18:16

     

    株式は長期的には、業績に連動するものです。

     

    なので前提として、業績が上がっていかないと株価が上がりません。

     

    今日本で成長株を行うとしたら、銘柄を絞っていかねばなりません。

     

    昔のように高度成長期でしたら、業績も右肩上がりで株価も右肩上がりだったのですが、今の日本では平均的な企業は、業績が前年度並みだったら良いほうで、下方修正や好況不況の波に連動するだけの循環株みたいなものが多いです。

     

    ざっと会社四季報でも新聞でも見た時に、3期連続増収増益さえなかなか見つからないでしょう。

     

    いかに業績が変わらないと株価も変わらないか(結果長期投資も報われないかを)見ていきましょう。

     

    日本でありがちな現状維持の株を見ていきましょう。以下は9437(NTTドコモ)の例です。

     

     

     

    ましてや、ずっと現状維持が多い日本株は、

     

     

     

     

    こんな感じで逝ってこい相場になりがちです。(ただ景気の波に連動しているだけ)

     

    これでは、長期投資だといって10年持っていたって報われないでしょう。

     

    というわけで、上記のようなどこにでもある銘柄じゃなくて、長期投資は銘柄を絞る必要があるわけです。

     


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