PERから見た成長株(業績と株価の妥当性)

  • 2016.09.15 Thursday
  • 09:30

今回は、「ピーターリンチの株で勝つ(新版)2001年発行」P228 からの引用になります。(多かれ少なかれ、ほとんどこの本の模倣ですがw)

 

個人投資家で成長株を目指す方は、この本はとてもおすすめです。まだにバイブルといっても良い本です。

 

俗にいうピーターリンチ指数というものを知っていますか? PEGレシオを知っている方は、その逆数です(知らない人はスルーでOK)

 

まずは定義から、(とても簡単ですよ) 

 

  年度当たりの成長率(%) ÷ PER =ピーターリンチ指数

 

成長株は、期待されている分PERが高くなっていることが多いです。実際問題どんな株でも高値で買ってしまうと損をしてしまう。当たり前です。

 

成長株は、普通の現状維持の株より割高でも価値がる。しかしそれにも限度はあります。その限度を図るのがこの指標なのです。

 

実際に使ってみましょう。

 

(上下2つの画像のうち、(上の画像:フジコーポレーション(7605)の5年間の業績推移、下はSBI証券の画面から引用)

 

まず、1株当たりの成長率は、3年ぐらいの%の平均を出してみます。試しに43期(平成27年10月)は、経常利益÷前年度42期を割ると、2382106(千円)÷2044654(千円)=1.165・・・(%に直すと)約16%になります。

 

こんな感じで3年分出した時に、(4%+20%+16%) ÷ 3(年) =13.3%

 

13.3% ÷ PER 11.35 =1.17(ピーターリンチ指数)となります。

 

目安として、指数が、1を切るようならダメ、1なら普通、1.5ならまずまず良い、2以上ならとても有望 ということになります。

 

ピーターリンチ指数(株価の妥当性)としては、1.17なので普通ということになります。

 

こうやって基本的には成長率とPERの関係から妥当性を探っていくわけです。

 

 

(おまけ)

 

仮に、3年前の4%を一時的なものと捉えるかでも変わってきますが。。。

 

(4%の年を除外すると)20%+16% ÷2(年)=18%     18% ÷PER11.35 =1.58

 

となりまずまず良い水準となる。どこまでのデータ(何年分)を成長率として使うか?(さっきのようにどこまで都合のいいデータを使ってよいだろうか?)

 

成長率が規模が大きくなって鈍化していないか? また伸びる余地はまだあるか? 

 

といったことも頭に入れつつ、指数を参考に使います。

 

注意点ですが、ピーターリンチ指数は長株にしか使えません。

 

なぜなら、循環株には使えないし(成長率が無い:急に黒字になったり赤字になったり、幅が大きすぎる)、現状維持の株(成長しないので%が出ない。 0% ÷ PER = 算出不能 であり参考にはなりません。また3%成長しててもPERで割れば1を切るのは確実(すなわち投資に値しない)です。

 

あくまで、成長株の妥当性を図る指標であり、ほかの種類の株には違う指標(PBR、配当%など)を当てはめる必要があるのです。


株式長期投資 ブログランキングへ ピンときたらクリックよろしくお願いします。 (注意)ここに挙げた銘柄はブログの説明に分かりやすいものを挙げているだけで、私が投資しているものではありません。 エナフンさん、ピーターリンチの本など複数の情報源で確認してください。よろしくお願いします。

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