ここ連日の評価によると、あおぞら銀行の存在価値は ))億から((億へと減少したらしい。会社の価値が1日で10%以上も下がるということはあるのだろうか?
ただの紙切れだと思われがちな株式だが、本質は実物資産(会社の所有権=実物)である。いったい、2〜3日で会社の価値が10%も減ったのか? いやそんなもとはない。(大抵間違うのは投資家だろう・・・)
例え話をする。ある打出の小槌があって、本体は金で出来ていて換金すれば1万円になる。毎年どこからが1000円のお金を作り出す。
いったいあなたは何円でこの打出の小槌を欲しがりますか? (正しいかどうかは知らないが)某銀行株を換算すると株価は1万円になる。PER10倍(1000円×10年)、PBRは1倍だ(資産価値は1万円)。
これが2日で10%下落して9000円になったのだから、理論的にはPER的にはこうなってないといけない。。。
ざっと打出の小槌は900円しか出ないようにしないと PER10倍が9000円にならない。。。。←イロイロ異説があっるとは思いますが。
1日で収益(打出の小槌の錬金術)が10%ダウンしたと判明したのだろうか?、いやそんなことはない(決算でもでない限り)
いったい何の根拠があるのだろうか?
言った先からあれだが、株式市場で根拠のあることなど正直少ないだろう。
上記の2〜3日で株価の10%下落も、周り(市況)が売るから自分も売るというのが大半だろう。理由はマイナス金利などいろいろな(周りが言っている)理由を(さも自分が考えたように)自分に言い聞かせながら(笑)。
だが、少し心に留めてもらいたいのです。黒田総裁がマイナス金利を発表したのは1/29、そこまでに時間はありました。もし、自分でマイナス金利の影響が頭に浮かんだなら、先に売っているでしょう?
しかも、マイナス金利は、銀行株以外は景気に好影響を与えると考えられていた。(短期的に結果を求めるのは総計だが)結果は、でたらめだ(むしろ何か暴落しとるし(笑)。
この世界では、有無を言わさずある現象が起きて、後付けがくる世界です。例を挙げると、株価が下落して、後から中国経済の減速が〜とか言い出す奴です。
下がったから売る。そんな投資家を見ていると、周りが売っているからという理由をもってさらに下落する姿(予測の自己実現)が、見えてきます。でも人と同じことだけをして、それで儲けることはできるのでしょうか?
当たり前のことだが、株で儲けが出るのはこんな時だ。 周りはこの会社は業績が悪いと思っていて(株価が低く)、実は業績が良かったというパターンだ。要は、皆が思っている(予想)よりも、業績がよければ良い。
だから、下落途中の株価でも、予想よりも業績が良ければ儲かるのです(遅かれ早かれ)。
そんな感性の人々はこう思うだろう。私が売る時以外は、株価は下がっていても良い(その上業績が実は良ければなお良い)。
人々の愚行(株価の急な下落)はただただ翻弄だれるだけではなくて、利用するものなのです(自分が養分になっているかもしれないということを肝に銘じながら。。。)